官僚の矜持を問う!
今回の中川財務・金融担当相に辞任劇で、政治家のだらしないことにがっかりしましたが、官僚のだらしないことにもがっかりしました!!
中川前財務・金融担当相の7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議後の記者会見での醜態は見るに忍びない内容でした。ですから、彼が辞任することは当然と考えます。しかし、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に中川氏と白川日銀総裁二人だけが現地に行ったのではなく、事務方の官僚も参加しています。それら官僚は、中川氏の状態を知っていたはずで、そうであれば、諫言をもって中川氏を記者会見に臨ませないことができたはずです。中川氏を守るためではなく、国益を守るためです。
公僕(public servant)である故、ある種の特権が官僚に与えられています。今回の官僚のお粗末さ加減は、日本の官僚のお粗末さ加減を示すほんの一例ではないかと考えます。日本文化には諌死という思想がありました。諌死とは、「死をもって主君に忠告する」の意味です。諌死の意味を「心構え」と考えれば、特権に甘えず、国民全体に奉仕することが自分の職であるとの矜持をもつことが官僚に求められる心構えと考えます。
社会に閉塞感が蔓延した現在の状況を打開するには、政治家、官僚のみならず、我々すべてが、自分の職責に応じた矜持を持つことが求められるような気がします。
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