山高きが故に貴からず
2008年度中に検察庁への刑事告発や課税処分をした脱税事件の記事を読んで、「山高きが故に貴からず」の一節を思い出し、記事にしました。
2009年6月16日「全国の国税局が強制調査(査察)し、2008年度中に検察庁への刑事告発や課税処分をした脱税事件は計208件で、脱税総額は351億円だったことが分かった。また、査察の際、現金7000万円をブリキ缶に入れて畑に埋めたり、自宅エレベーターの床下に現金1億5000万円を隠したりした事例が見つかった。」との新聞報道がありました。売上を隠すことは、脱税です。公に出来ないから、脱税したおカネをブリキ缶に入れて畑に埋めるのです。合理的に売上を繰り延べることは、節税です。節税したおカネをブリキ缶に入れて畑に埋める人は居ないでしょう。節税した税金は、いずれ払わなければならないからです。
人としての素養を身につけるため、江戸時代の寺子屋で子供に教えた言葉があります。
山高きが故に貴からず
樹あるを以って貴しとなす
人肥ゆるが故に貴からず
智あるを以って貴しとなす
つまり、「山は高いから素晴らしいのではなく、山に樹が生い茂ることで素晴らしくなるのだ。樹が生い茂ることで鳥も獣も生きてゆくことが出来る。そして、鳥や獣を狩りすることで人が生きてゆくことが出来る。更に樹は家を作り、燃料となり、人を助けてくれる。同様に、人は富んでいるから貴いのではなく、智恵を働かすから貴いのだ。」という意味だそうです。
「山高きが故に貴からず」の気持で、おカネを費やすことを実践したいです。日本人の美学復活のために・・・!
カテゴリ
0050清談涼談0 TrackBacks
Listed below are links to blogs that reference this entry: 山高きが故に貴からず.
TrackBack URL for this entry: http://www.muratatax.com/mt-tb.cgi/756

コメントする