インターネット版「情報草の根運動」-その2
マスコミ情報とは一線を画するブログ記事等を紹介するページです。
愛知2区で今回5選を成し遂げた民主党衆議院議員、古川元久さんのメルマガ(9月11日号)を転載します。私は、知人の紹介で10年近く前に古川議員を知りました。政治によって生きる政治家が多い中で、政治のために生きている数少ない政治家のひとりです。
■ 1. コラム「あわてず、あせらず、一歩ずつ」 古川 元久
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
選挙から10日あまり。新政権樹立へ向けて、日々、報道が過熱して
います。なんでもない打ち合わせの会合まで「すわ、人事の話か!」と
記者に取り囲まれる始末。
これまでは大事な政策の議論をしていても、ほとんど見向きもされて
こなかったことを思い出すと、このマスコミのあまりの反応の変化には、
正直、戸惑います。
これが野党から与党に変わったということなのでしょうが、今後、
二大政党による政権交代可能な政治体制を定着させるためには、こうした
与党と野党とであまりにも対応に差がある現在のマスコミ報道のあり方も、
他のさまざまな政治・行政の仕組みの見直しとあわせ、見直されなければ
ならないと思います。
さて新政権発足に向けての歩みについて、うまくいっていないとか、
遅れているといわれたりします。私はこうした見方は、ちょっと違うの
ではないかと思います。
なぜなら今回の政権交代は、これまでの自民党政権の下で総理大臣が
変わるのとは、まったく質的に異なるからです。今度できる新しい政権は、
これまでの政治のあり方を根本から変えようとしています。したがって
当然、立ち上がりまで時間がかかるのはいたし方ないのです。
もちろん事前にいろいろと考えてきたことや準備してきたことは
ありますが、いざ実際に行おうとすると、さまざま想定していなかった
ことが起きてきますから、なんでも順調に進むわけにはいきません。
もしスムーズに政権を立ち上げようとするならば、官僚に頼ればいいの
ですが、それをやったら"脱官僚"は最初からつまづきます。なにごとも
最初が肝心。だからこそ少々時間がかかっても、自分たちで新しい道を
歩んでいくのです。
どうかこうした点を、皆さんにはご理解いただき、厳しくも温かい目で、
しばらく見守っていただきたいと思います。
私たちは今回の選挙で、国民のみなさんが民主党に対して"不安"を
持ちながらも、あえてそのリスクをとって、政権を託していただいた、
その思いになんとしても応えていかなければなりません。そのためには、
あまり性急に結果を求めず、着実にひとつずつ物事を進めることが重要
です。
新しい国のかたちをつくるには、相当の時間がかかります。明治維新の
際も、大日本帝国憲法の発布、それに基づく帝国議会の開設まで20年以上
の歳月がかかりました。
今回の政権交代は、この明治維新に匹敵するぐらいの大きな変革の始まり、
いわば"平成維新"の始まりです。時代と社会の変化に合った新しい国の
かたちが出来上がるまで、いまの時代ですから20年とはいいませんが、
それでも10年ぐらいはかかると思います。
私たちはそうした認識に立って、「変わる、変える」覚悟を持った国民の
皆さんと一緒に、あわてず、あせらず、一歩ずつ、前進してまいります。
カテゴリ
0060私見争見0 TrackBacks
Listed below are links to blogs that reference this entry: インターネット版「情報草の根運動」-その2.
TrackBack URL for this entry: http://www.muratatax.com/mt-tb.cgi/763

古川元久議員を、菅直人国家戦略担当相を支える国家戦略室の事務局長に就任させる方向で調整中との噂!ー9月18日の閣議で国家戦略室の事務局長就任が承認されました。
極めて率直に語っておられる点に新鮮さを感じます。特にマスコミ報道のあり方についてのバランス感覚に好感をもちました。マスコミの一方通行的な報道は見るものに誤解を与えますし、特に芸能人にいいたいことをいわせるだけの政治番組をみていると、もっと見識をもって番組をつくってほしいものだと思います。ただ、脱官僚という形式にこだわらず、官僚を使いこなす努力も大切ではないでしょうか。良くも悪くも法律作成に最も汗をかいているのは官僚であることは事実です。それを飛び越して政治家が法律をつくりだすとアメリカのような訴訟社会になってしまうのではないかと危惧します。