「増税すると景気が上向く」その1
増税と財政支出の削減は、景気対策に逆行すると政治家もマスコミも騒いでいますが、何かおかしいという素朴な疑問から「増税すると景気が上向く」という題の連載記事を書きました。今回は第1回です。
世界大恐慌の中、1933年にF.D.ルーズベルトは米国大統領となり、彼は有名なニューディール政策を採りました。その政策で大恐慌を克服することが出来ました。ニューディール政策の根幹は、積極的財政支出でした。積極的財政支出の乗数効果によって所得と消費の増加が生まれ、景気は上向きに転じたのです。財政支出の乗数効果による所得と消費の増加をケインズ効果と呼んでおり、昨今の鳩山内閣での景気対策もそのケインズ効果の延長上にあります。増税と財政支出の削減は、景気対策に逆行すると政治家もマスコミも騒いで、税収の倍の国債を発行して歳出を賄うことを是としています。しかし、失われた10年を見るまでもなく、日本の経済成長は低迷しています。なにかが間違っているが素朴な疑問です。
「増税すると景気が上向く」は、乱暴かも知れませんがニュー・ニューディール政策といえるかも知れません。(続く)
カテゴリ
0060私見争見0 TrackBacks
Listed below are links to blogs that reference this entry: 「増税すると景気が上向く」その1.
TrackBack URL for this entry: http://www.muratatax.com/mt-tb.cgi/794

コメントする