2010年3月アーカイブ

2010321日の朝日新聞(朝刊)に載った経団連の御手洗会長とのインタビュー記事【オピニオン∞財界の明日は】の一部を抜粋します。

 

Q?民主党は企業・団体献金の禁止に踏み出す方針です。どう対応しますか。

御手洗会長?「非常に透明度の高い納得性のある企業・団体献金の制度ができればベターだと思うが、政治とカネの問題を解決するうまい方法がなければ、禁止も検討の対象になるだろう。個人が主体となった制度ができるのは個人的にはいいと思う」

Q?なかなか増えない個人献金をどう増やしますか。

御手洗会長?「寄付税制を変えるとか、米国の個人献金の仕組みのような新しい仕組みを考えないといけない」

Q?経営者が政党を支援するのは自由ですが、会社のお金を使って支援するのではなくて、ポケットマネーで支援すべきだと思います。労働組合に入っている大手企業のサラリーマンは年間5万円ほどの組合費を払っています。経営者ならポケットマネーでそれ以上の献金をしたらいかがですか。

御手洗会長? 「そう思いますよ。部課長なら年間10万円、役員なら20万円出せと言ってもいいと個人的には思う。経団連会長としてなかなかそうは言えないが、経団連に加盟する1600の企業・団体の幹部がその程度のお金を出せば、現在の献金額(約30億円)ほどの額は出せる」

 

上記御手洗さんのコメントを読んで、この方は自分で多額の寄付をしたことがあるのかと思います。個人の寄付は、その人の生き方に大きく左右されます。ある友人は、毎年100万円以上の寄付をしていますが、この寄付の大半は、志の高い仕事をしているが、経済的に恵まれないご両親に代わって、そのご子弟の教育費負担をしています。芸術に関心ある人であれば、将来有望な画家に対する援助に興味を持つでしょう。今まで寄付という経験の無かった人が10万円寄付しようとした場合、自分の関心の高い方面におカネを使いたいと思います。

 

御手洗さんの個人献金が最初に来るという発想自体が経団連的発想と考えます。つまり、ほぼ強制的に10万円政治献金させることを考えているようです。これは、自民党の政治家が利用してきた政治資金規正法の巧妙な粉飾と50100歩です。今求められるのは、脱法行為の合法化ではないのです。あるべき寄付文化(個人の生き方を反映する種々の方策)の醸成にあると思います。経団連があるべき寄付文化の醸成の担い手の一員になることを期待したいです。

私の記事「租税法律主義と税務争訟」がNBL(商事法務発行) 3月15日号(クリックすると当該記事が読めます)の巻頭に掲載されました。1ページの短い記事です。是非、ご一読下さい。

公認会計士の機関誌「東京CPAニュース」(20103)の書籍紹介コーナー【ライブラリー】で拙著、「公認会計士のための租税法」が紹介されました。

 

「公認会計士のための租税法」に対する書評をPDFにしました(クリックするとPDFのページに飛びます)。ご参照下さい。

ツイッター考

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インターネットを通じて1回140字以内で自分の思いを伝えるツィッターですが、「自分のキャラクターを大事にしてつぶやき、そのキャラクターに共鳴する人のツイッターを読んで楽しむ」が本来のツイッターの姿と考えます。しかし、最近、ビジネス仕様ツイッターの話がマスコミで取り上げられています。個人がツイッターを利用してビジネスを成功できるのかについて私見を書きました。

 

「ツィッターでセミナーの参加人員500人集客」、「ツィッターで新卒採用」と華々しいビジネス・ツイッターの成功例が語られています。しかし、多くのツィッター利用者は、自分には関係のない対岸の火事のような感じを持っていると思います。それは、多くのツィッター利用者は、フォロワー(ツイッター上の仲間)の数の絶対的に少ないからです。フォロワーが1,000名居れば、「ツィッターでセミナーの参加人員500人集客」も不可能ではないでしょう。しかし、フォロワーが50名から100名ぐらいの人が「ツィッターでセミナーの参加人員500人集客」することは不可能です。せいぜい集まって10名ぐらいでしょう。

 

如何にフォロワーの数を1,000名ぐらいに出来るのでしょうか?残念ながら、私は知りません。ビジネス仕様ツイッターでの必要条件は、フォロワー数最低1,000ではないかと思います。しかし、その必要条件は、個人の場合、案外高いハードルになると思います。個人で、ビジネス仕様ツイッターでの必要条件を満たすためには、ツイッター依存症ぐらいにならないとダメなような気がします。私自身、ツイッター(http://twitter.com/MorihiroMurata)を立ち上げ、主に税務・会計のつぶやきをしていますが、ツイッター依存症になれない自分を認識しています。

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