国債暴落のシナリオ

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国債の残高が1,000兆円を超え、GDPの2倍以上の水準になってきています。そして、平成23年度の予算案は、国債の発行額が税収を上回る異常な水準になっていて、改善ではなく改悪の状態です。日本人の金融資産1,200兆円があるから、「国債がいくら積み上がろうが、それを国内投資家が買うから、何の問題もない」との論理がまかり通っています。しかし、その余裕も200兆円、現状の歳出のままで4年から5年の余裕です。

もしかすると、国債暴落(日本経済の破綻)は突然やって来ます。

それはギリシャを発端とする金融危機が引き金になるのでなく、日本の事情によると考えます。その理由の 一つは、製造業の生産拠点が海外に移転することにあります。このため製品輸出が減少し、むしろ輸入が増大します。その結果、貿易収支は、いずれ赤字に転落しまいます。もう一つは、原油や食料品をはじめとする1次産品価格の世界的上昇です。世界人口の爆発的増大と、新興国経済の離陸が原因です。そうすると、1次産品価格の輸入価格は上昇します。そうすると、貿易収支の赤字は加速するものとなります。 

貿易収支の赤字化が、資金の流れの逆転現象を始まります。貿易収支の赤字化が国債暴落のプロローグとなります。そして、特に注意を要する点は、一旦、金融市場が金利上昇にギアチェンジすると、債券価格の下落は想像出来ないスピードで進むことです。外資系証券会社が導入しているアルゴリズムに基づく売買システムの下では、1,000の1秒単位で取引がされるのです。10億円の債券の売買を1秒続ければ、1兆円という莫大な債券の売買が可能となるのです。日本の国債を暴落させるには、10分あれば十分でしょう。ですから、国債暴落は突然やって来ます。

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1 Comments

Captain HOOK said:

日本の財政状態が危機的な状況の中、11月も二ヶ月連続して貿易赤字です。財務省は「個人向け国債」のご案内を、野村證券からの「冬の個人向け復興国債」キャンペーン(商品券プレゼント付き)など販売に躍起になっています。我々高齢者の部類になると貯金の取り崩しが始まり、貯金残高は減少するばかり、銀行は国債を逆に売りたくて、
ジレンマになるのではないでしょうか?自分たち、判らないのは「ヘッジファンド」です、国を超えて世界に大きな影響を与えています。彼らの餌食になって、日本沈没しかねません。政治家も経済評論家も誰もなにして良いのか判らない状況でしょうか?
すごく心配です。

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