2015年1月アーカイブ

多額のドル建て債券を所有する保険会社(米国の保険会社の日本支店)の為替差損の取扱いについて納税者と課税庁との間で争われた税務訴訟の判例評釈 をご紹介します(クリックすると当該記事が読めます)。この評釈は、税務事例(2014年12月号)に掲載されたもので、税理士の芹澤光春氏の評釈です。

本税務訴訟での争点は、デリバティブ取引に関心ある方、通達と税法の関係に関心ある方にとって興味あるものと思料いたします。それら争点を芹澤税理士が的確にまとめています。

正月休みに読んだ雑誌の記事の中に興味あるものがふたつありました。

脚本家 倉本聰氏の「バーチャルな議論にごまかされない思考」と東京工業大学名誉教授 橋爪大三郎氏の「耳当たりの悪いことを言うのがプロの政治家」の記事です。

今回は、倉本聰氏 の記事(週刊東洋経済 新春合併特大号)を紹介させていただきます。(クリックすると当該記事が読めます)

ご参考までに、私の興味を引いた部分を引用いたします。

【大人も子どもも夜遅くまで起きているようになり、多くの電気が必要になっていることに触れて・・ドラマ「北の国から」の最初の場面の電気の無いところに連れて来られた純という子どものセリフ。

  • 純「電気がなかったら暮らせませんよっ」
  • 五郎(純のおやじ)「そんなことないですよ」
  • 純「夜になったらどうするの!」
  • 五郎「夜になったら眠るんです」

夜になったら眠る。私はこれば人間の暮らしの原点だと思う。】

【娘夫婦が富士山に登り「五合目まで車で行った」と言う。私は「五合目は海抜2,400メートルだから、そこからわずかしか登っていないじゃないか」と言った。・・中略・・何が言いたいかというと、経済を考えるとき五合目あたりから思考しているような気がするということ。文明が進歩すると六合目までエスカレーターがつくかもしれない。しかし、物事を考えるうえでは、私は逆だと思う。もっと選択肢の広いふもとに立ち返ることが、本当のものを考えると言うことだと思う。】

【原発のゴミの処理方法は見つからず、そのうち誰かがなんとかするだろうということで進んできた。けれど、結局解決がつかないうちに原発事故が起きてしまった。どこの市町村も処理場の受入を拒否している。これは現在のゴミを未来と言うゴミ箱に捨てているようなもの。そして未来は、あなたたちの子どもや孫の世代。その人たちはどえらい悲劇に見舞われる。】

倉本氏は「原点に絶えず立ち返り生身感覚を大事にする」ことをこの記事では述べています。

世の中が便利になると、大事なプロセスがブラックボックス化してしまいます。しかし、ブラックボックスが大きくなり過ぎた時そのブラックボックスが制御不能になった時、我々の生命は危機に瀕します。倉本氏の言う「原点に絶えず立ち返り生身感覚を大事にする」ことに多くの共感を覚えます。

正月休みに読んだ雑誌の記事の中に興味あるものがふたつありました。

東京工業大学名誉教授 橋爪大三郎氏の「耳当たりの悪いことを言うのがプロの政治家」の記事と脚本家 倉本聰氏の「バーチャルな議論にごまかされない思考」です。

今回は、橋爪大三郎氏 の記事(週刊東洋経済 新春合併特大号)を紹介させていただきます。(クリックすると当該記事が読めます)

ご参考までに、私の興味を引いた部分を引用いたします。

【政治家は有権者の顔色を見ながらおっかなびっくり選挙に臨む。増税を言えば落選するから、本当のことが言えないのは有権者が悪い、と。きちんと説明されないのに、合理的な選択が出来るはずがない。有権者のせいにするのは見当違いだ。給料をもらっている政治家は、真実を説明するのがプロの務め。有権者の耳に痛いことを言うのが義務である。】

【1000兆円を超える政府債務があるのに増税すると言わない政治家は無責任だ。耳当たりのいい言葉を並べて有権者をあざむくのは、これ以上ない悪者だ。】

私見です。殆どの政治家は、本当のことを言うという務めを果たしていません。しかし、多くの有権者も、本当のことを聴く耳は持っていません。橋爪先生の意見は正論ですが、いつまでたっても埒が明かない議論かもしれません。

頭で考え、付和雷同しない勇気が切に求められる今日この頃です、ね。

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