ITの発達が社会の二極化をもたらす!

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2013年に英オックスフォード大学が発表した「コンピューター(ロボット化)の影響を受けやすい未来の仕事」のリポートは、702種類の仕事をコンピュターのよって代替される可能性の多寡を基準によって仕事のランキングをしています。そのランキングを一読しますと、単純・定型的な業務はコンピュターによって代替されますが、クリエイティブ・対人的な業務はコンピュターに代替され難い業務でした。

私の仕事に関係する業務を例にすると、CFO・税務アドバイザーはコンピュターに代替され難い仕事になっていました。一方、記帳代行業務・申告書作成業務はコンピュターによって代替される可能性の高い仕事になっております。

個人的には、記帳代行業務・申告書作成業務を単純作業と思いませんが、人工知能の発達が想像以上に急速進むとあながち非現実的分析とは思いません。現在、記帳代行業務・申告書作成業務に従事している人々は中間所得層に属していますが、それら業務がコンピュターによって代替されると、それらの人々はコンピュターに代替され難い業務にシフトせざる得なくなります。そのシフトの先は、高所得のサービス業(経営者、CFO、医者等)か低所得のサービス業(小学校の先生、聖職者、ケースワーカー、アスレチックトレーナー等)の何れかになります。つまり、中間所得層の減少に歯止めがかからず、社会が二極化していきます。

話題のトマ・ピケティ氏の「21世紀の資本」の核心である資本収益率(r)が経済成長率(g)を常に上回っている故に、「富める者がますます富む」は日本の現状に当てはまらない分析と考えます。

むしろ、ITの発達が日本社会の二極化をもたらすのではないでしょうか

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