Japan Times(クリックすると投稿記事に飛びます)への投稿
11月11日の記事「小沢議員のキリスト教を非難する痛烈発言」に対して投稿いたします。私は、ある町の教会の牧師をしています。牧師として、わたしは小沢議員のコメントに対して私の考えを伝えたいです。
私は、小沢議員を政治家として大変尊敬していますが、彼のキリスト教に対する痛烈な発言の内容は正しくないです。また、政治的名声の高い人の発言に似つかわしくないものです。
政治家として、日本国憲法20条を遵守する責任があります。条文を引用します。
?信教の自由は、何人に対してもこれを保障する。いかなる宗教団体も、国から特権を受け、又は政治上の権力を行使してはならない。?何人も、宗教上の行為、祝典、儀式又は行事に参加することを強制されない。?国及びその機関は、宗教教育その他いかなる宗教的活動もしてはならない。
国権を行使できる重要なメンバーのひとりである小沢議員は、憲法の定める如く、(キリスト教を公の場で非難することも含めて)いかなる宗教的活動をしてはならないと解します。
更に、小沢議員のキリスト教は排他的であるという説明は、彼の宗教認識、歴史認識が欠けていることを示しています。聖書は、何世紀にもわたってウイリアム・ウィルバーフォース、マーティン・ルーサー・キング・ジュニア(キング牧師)等、多くの政治指導者に智恵と指針を与えてきました。キリスト教は、決して排他的な宗教ではありません。奴隷解放、平等を生じさせた宗教でもあります。この点について、小沢議員は真摯に受け止めて欲しいです。
小沢議員の独善的かつ間違った発言に対して、小沢議員の謝罪があることを切に望みます。(原文を次に添付します)
The pastor's letter to the
This letter is written in response to the article, "Ozawa lashes out with scathing remarks on Christianity," which was published on November 11, 2009. As a pastor of a local church, I would like to share some of my thoughts on Mr. Ozawa's recent comments.
Although I have great respect for Mr. Ichiro Ozawa's political skills, I believe his scathing remarks directed towards Christianity are untrue and unfitting for a man of his political stature. As a politician, Mr. Ozawa has a responsibility to uphold Article 20 in the Japanese constitution, which states, "No religious organization shall receive any privileges from the state or exercise any political authority. No person shall be compelled to take part in any religious acts. The state and its organs shall refrain from religious education or any other religious activity." Under this Article, Mr. Ozawa -- as an influential member of the state organs -- is obligated to refrain from religious activity, which includes a public denunciation of Christianity.
Additionally, I believe that Mr. Ozawa's description of Christianity as a "dead-end religion" shows his lack of religious and historical awareness. Over the course of many centuries, the Bible has been a fundamental source of wisdom and guidance to political luminaries like William Wilburforce and Martin Luther King, Jr. Christianity is anything but a "dead end" religion. It is a religion that has engendered the abolishment of slavery and recognition of universal equality. It is one that deserves to be respectfully tolerated by Mr. Ozawa.
I hope Mr. Ozawa apologizes for his unkind and untrue statements.

失礼いたします。
アメリカ合衆国の大学教員をしております。
ジャパンタイムス誌へのご投稿、拝見いたしました。
とても勇気あるご行動と思います。
キリストにある者として一言、お礼を申しあげたいと存じます。
しかしながら、アメリカにおける(私の知る限り)この発言の波紋はあまり深刻ではないようです。小沢氏の発言は、キリスト教批判、というよりも、ご自身の素直な宗教観を語っただけ、という受け取り方が多数です。私自身、そう思いました。しかも、仏教をキリスト教、イスラム教と並べて比較、仏教が一番すぐれている、という発言の主旨でもあり、また、あえて仏教関係者の前での発言でしたから、単に政治的な、あまり深い意味のない発言に過ぎない、というように受け取られているようですね。
彼の発言そのものは確かにばかげていますし、日本の政治に携わる重要な方の発言としてはあまりにもあぜんとさせられる内容であることは確かです。私も正直のところガッカリし、かつ、かなりの衝撃を受けました。しかしながら、彼の発言は、日本におけるごく一般の方(クリスチャンではない方)の、ごく普通の、宗教に対する自然な見方、とも受け取れるのではないか?とも思えます。従いまして、小沢氏が謝罪するとも思えませんし、一般の方の受け取り方として、小沢氏がキリスト教信者や教会に対して謝罪する理由がある、とも(恐らく)思われないでしょう。もちろん、大変に残念ではありますけれども。
もちろん、それをすべて理解した上でのご投稿でもあったのでしょう。
キリストを信ずる者が絶対的少数である国家(日本)ならではのご苦労もさぞ多いことでしょう。お察しいたします。また、日々のご苦労、心より感謝をいたします。
ぜひ、聖書にありますように、
bless those who curse you, pray for those who mistreat you. (Luke 6:28)
この精神で進んで参りましょう。キリスト教は排他的ではない、ということの根源の理由をこれによって必ず示すことができる、と信じます。
ありがとうございました。
在主