キリストが十字架の刑に科せされる前に重要な役を演じたのは、ペテロ、ユダ、そしてピラトでした。しかし、わずかですが聖書に登場したピラトの妻は、神を信じる者(信じたい者)に重要な示唆を与えてくれます。
マタイの福音書27章19節を引用します。『また、ピラトが裁判の席に着いていたとき、彼の妻が彼のもとに人をやって言わせた。「あの正しい人にはかかわり合わないでください。ゆうべ、私は夢で、あの人のことで苦しいめにあいましたから。」』
異邦人ピラトの妻は「あの正しい人にはかかわり合わないでください」と、ピラトに頼みました。イエスのことを「正しい人」と表現しています。神が夢の中で彼女に語りかけたことの内容、つまり、キリストは「正しい人」つまり、「神の子」と信じたのです。
神は、夢・感性・第六感という手にすることがないものを通して神の意思を伝えます。なぜ、神は異邦人ピラトの妻に、夢を通して語りかけたのでしょうか。女性は、夢・感性・第六感というものを聞く力が、男性に比べて長けているからと考えます。神は、女性の特性を生かしてピラトの妻に神の意思を伝え、伝えたい人、つまり、ピラトに神の意思を伝えるのです。ピラトの妻の名前は、プロクーラ・クラウディアといいます。彼女は死人を蘇らすような奇蹟をしたわけではありません。唯、神の言葉を受け入れ、それを実行したのです。唯、神の言葉を受け入れ、それを実行するは、案外難しいものです。我々は偉そうなことを口にしますが、実行が伴わないことが多いです。当に「言うは易く、行うは難し」です。我々は、ピラトの妻のようになりたいです。
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